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国税庁は、平成30年事務年度(2019年6月までの1年間)の法人税等の申告事績を公表しました。
それによると、2019年6月末現在の法人数は、前年から0.8%増の313万2千法人で、そのうち2018年度内に決算期を迎え、2019年7月末までに申告した法人は、同1.2%増の292万9千法人となりました。
また、その申告所得金額は同3.7%増の73兆3,865億円と9年連続で増加し、申告税額の総額も同2.6%増の12兆7,922億円となりました。
法人の黒字申告件数は101万7千件(前年対比2.8%増)となり、黒字申告割合は前年度を0.5ポイント上回る34.7%となりました。
黒字申告割合は2014年度以降5年連続で30%台となりました。この時期景気がよかったのか、黒字企業が増えていることは一見して好意的に受け取れるでしょう。
黒字法人の申告1件あたりでは、前年度に比べて0.9%増の7,215万6千円となりましたが、申告欠損金額は同4.8%減の13兆541億円、赤字申告1件あたりの欠損金額も同5.1%減の682万7千円で、いずれも減少となりました。
黒字化の勢いがどこまで続くのか、期待したいところです。
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